Mrsuperjedaiのブログ

PCソフト・スマホアプリの使い方の説明や紹介をします

YouTube動画に字幕を付ける方法

f:id:pageofkt:20140424230221p:plain
YouTube の動画には、字幕がついているものがあります。字幕を付けることで、聴覚障がい者でも動画の内容を理解することができます。また、日本語の動画でも英語の字幕を付けると、英語圏の人でも理解できます。

今回は YouTube 動画の字幕の表示方法、アップした動画に字幕を付ける方法について説明します。

YouTube動画の字幕を表示させるには?
YouTube動画で字幕がついているものには、検索画面で動画の題名の横に、”CC”のマークがついています。マークがついている動画を開き、動画の下にある字幕のアイコンをクリックし、字幕を「オン」にすると、字幕が表示されます。(以下写真)
f:id:pageofkt:20140425083633p:plain
アップロードしたYouTube動画に字幕を表示させるには?
YouTubeにアップロードした動画に字幕を付ける方法には、2通りあります。ブラウザ上で自動的に字幕を付ける行う方法と、sbvファイルをアップロードして字幕を付ける方法です。それぞれの方法について説明します。
ブラウザ上で字幕を付ける方法
ここではブラウザ上で字幕を付ける方法について説明します。この方法では、手動で入力した字幕に対し、字幕の表示するタイミングが自動的に指定されます。

字幕の表示するタイミングですが、一部タイミングがズレるものがあるため、手動で調整します。手順は以下のとおりです。

  1. 動画の管理画面で、字幕をつけたい動画の「編集」の横にある三角形をクリック、「字幕」をクリックします。
    f:id:pageofkt:20140425214056p:plain
  2. 「字幕を追加」をクリック、青線の「文字起こしと同期」をクリックします。
    f:id:pageofkt:20140427170621p:plain
  3. 「トラックの言語」を字幕の言語と同じものにし、「動画の文字起こしテキスト」に字幕を全て入力します。1文毎に改行を入れる、1行を20文字以内にすると、字幕の表示が上手く行きます。
    入力後、「同期」をクリックします。f:id:pageofkt:20140425220818p:plain
  4. 数分後、手順2の画面で、手順3のトラックの言語(ここでは日本語)が表示されるので、トラックの言語をクリックします。すると、字幕の表示時間とタイミングの調整の画面が表示されるので、字幕の表示時間、タイミングを調整します(以下写真)。
    f:id:pageofkt:20140425222053p:plain字幕の表示するタイミングが画面右側に表示されていますが、これは自動的に算出されたタイミングです。この動画の場合、全体の8割はタイミングが正確でしたが、1割は5秒以下、1割は5秒以上のズレがありました。
  5. 「変更を保存」をクリックします。

sbv ファイルをアップロードして字幕を付ける方法
ここでは sbv ファイルをアップロードして字幕を付ける方法について説明します。この方法では、エディタで sbv ファイルを作成し、動画の管理画面でアップロードします。手順は以下のとおりです。

  1. エディタで sbv ファイルを作成します。エディタは Windows の場合メモ帳で構いませんが、 MacOS の場合テキストエディットでは sbv ファイルを扱えません。今回は mi *1 というエディタで作成します。
    sbv ファイルには、以下の画像のように、「字幕の表示時間」「字幕の内容」を記述します。字幕毎に改行が必要です。
  2. ブラウザ上で字幕を付ける方法 の手順2まで進み、「ファイルをアップロードする」を選択し、次の画面で「アップロード」をクリック、作成した sbv ファイルを選択します。
    f:id:pageofkt:20140427161449p:plain

最後に
今回説明した内容は、簡易的に字幕を付ける方法です。字幕の表示位置の指定、フォントの指定をするには、他の方法で行う必要があります。その内容については、今後説明していきたいと思います。